こんにちは、草作です。
世界一周旅行に持っていく荷物を紹介します。できるだけコンパクトに、でも足りなくて困らないようにを目指して、選定しました。
今回は男の自分がこれがあればなんとかなるだろうと思っているものをまとめています。ほんとにこれで足りるのかドキドキです。
男の持ち物リスト
目次
衣類
旅の基本となる装備について説明します。
旅の季節や長さに応じて変わる可能性もありますので、あくまで参考までに見ていただければ幸いです。
僕の場合は、旅の期間は約半年間。夫婦二人旅。ちなみに痩せ型です。
旅行バッグ×1
世界旅行をする上で一番大事なのが荷物入れ。評判の高いオスプレーソージョン80Lを選びました。
ソージョンの特徴は、タイヤがでかくて動かしやすいことと、リュックにもなること。
昔僕が使っていたスーツケースは悪路に弱く、ホイールがあっちこっちに回ってしまって使い物になりませんでしたが、そういうのは無縁です。頑丈で頼もしい!
価格は新品で買うと4万円程度。僕はメルカリで新品に近いやつを約2万円で買いました。
世界旅行に行った後の人が出品していますが、人気商品のためすぐ売れてしまうので、通知登録しておくと便利です。
移動用リュック・バッグ×1
町歩き用に使うバッグ。
海外ではひったくりが怖いので、基本的にはバッグを前にして歩くことが推奨されています。
あとは、お金を持っていないように見られる必要があるので、なるだけ古めのものをと思い、仕事に使っていたリュックと、中古のメッセンジャーバッグを持っていくことにしました。
中古のバッグは近くの古着屋で300円でした。リュックは新卒の時に買ったので、もう4年使っています。いい感じにくたびれています。
運動靴×1
次は旅行中の靴です。
半年間の足を守るので色々悩みました。
旅行中の靴に求めることは、歩きやすい、足が疲れない、壊れないの3点。防水加工はマストです。
人によって足の形が違うので、これが絶対におすすめ!というものはありませんが、僕はスキー用品メーカーSALOMONの靴が一番しっくりきました。
靴紐がワイヤーになっていて、グッと引っ張って締めるタイプです。靴紐で転んだりする危険がなくていいです。
一年間足慣らしの為に履きましたが、全く壊れませんでした。防水機能も完璧。
一つ難があるとすれば、濡れ場で多少滑ること。これはMERRELLなどの靴のレビューにもよく買いてあるので、目をつぶらなければいけないことかもしれません。
他に候補にあげていたブランドを挙げておきます。ご参考までに。
サンダル×1
暑い地域では靴よりも多用することが想定されるサンダルも持っていきます。
こちらは、怪我しないように厚底で、歩きやすいと評判のKEEN一択でした。若干重いですが、丈夫だし靴で歩いているかのような安定感があります。
KEENは記念モデルが結構な頻度で登場します。この柄もかっこいい。
長袖シャツ×2
ここからは旅中の普段着です。
無地で、洗ったらすぐ乾いて、でもよく見たらおしゃれなものがいいなあと思って探していたら、アウトレットで見つけました。
THE NORTH FACEなどを販売しているゴールドウィンが出している、MXPというブランド。
コンセプトはこんな感じ。
臭わない、を着る。
MXPは、動きやすさや吸汗速乾性などスポーツウェアとしての機能性と、ベーシックで研ぎ澄まされたデザイン、そして、カラダから発するニオイの原因を中和する素材「マキシフレッシュ®プラス」をはじめとした先端の消臭テクノロジーを併せ持つブランドです。臭わない、を着るという心地よさが、あなたの暮らしにきっと新しい喜びを生み出してくれます。
これこれ。まさにこういうことですよ。旅の必需品だ!と思って、フウロと買いあさりました。
普通に買うと結構なお値段です。アウトレットでたまに見かけます。あったら即買いです。
生地はさらりとしていて、着心地がいい。しかも丈夫。シルエットも素敵です。
半袖シャツ×2
長袖と同じく、MXPをご用命。
20代後半になって、無地で質がいいシャツを着る良さがわかってきました。
半袖に関しては旅中に気に入ったシャツを買う可能性もあるので、2枚あれば十分かと思います。
コンバーチブルズボン×2
長ズボンは重量の敵。
ジーパンは平均800gします。エコノミークラスの荷物の最大重量は23kg。全体の3%もズボン一枚で取ってしまうと先が思いやられます。
できれば長ズボンと半ズボンを兼ねたもので、なおかつ軽くて乾きやすいものが望ましい。そう思ってさがしたら、やっぱりそういうものがあるんですね。
モンベルに着脱式のズボンが売っていました。重量は326g、めっちゃ軽くて色もおしゃれ。チャックのところなんかはさすがモンベル製という感じで、非常に丈夫です。
パンツ×4
こちらも消耗品なので、なるだけ安くて乾きやすいものを。
となると、ユニクロです。エアリズムのメッシュパンツは汗でビショビショにならないし、乾きやすいのでおすすめです。
参考 エアリズムボクサーブリーフユニクロオンライン
靴下×4
靴下はネックタイプのものを。消耗品なので、なるだけ安くて乾きやすいものを。
ユニクロのスポーツタイプのソックスが、手頃な価格(390円)で乾きもよくておすすめです。
参考 スポーツハーフソックスユニクロオンライン
タイツ×2
持っていくタイツは二種類。
一つ目は、歩行の補助になる加圧タイツ。この手のものは結構高額になりがちですが、アウトレットで型落ちが売っていたのでモンベルのものにしました。
朝晩冷え込みが激しくなる場合に備えて、長ズボンの下に履くタイツ。
暖をとるだけなら体の負担が少ないスポーツタイツがおすすめです。
防寒具兼レインコート×1
旅の防寒着と、レインコート。
こちらも荷物の面積をとる項目です。そんなに出番はないけど、必ず用意しておきたいタイプ。
こちらはモンベルのサーマラップパーカーを強くおすすめします。
このサーマラップは、洗えるダウンジャケットのようなもの。軽くて、撥水で、なおかつ普通に洗濯もできちゃうという夢のような服です。
旅行だけでなく、仕事着としても重宝できます。
3年前にクリスマスプレゼントで、フウロにベストタイプをあげてからというものの、冬の紙漉きの必需品になりました。
着心地は、ダウンジャケットのようなふわふわ感はありませんが、心地よい暖かさです。暑すぎないので、ちょっと肌寒い時にも着られます。重ね着すると防寒効果がアップします。
ウルトラライトダウン×1
普段使いの防寒着には、ユニクロのウルトラライトダウンが便利。
冷房ガンガン=おもてなしとされているアラブ系の飛行機に乗る方にもおすすめ。冷えに弱い僕はヨーロッパに向かう途中の飛行機を凍えながら過ごしました。
ウルトラライトダウンは、暑すぎず寒すぎずのいい温度を保ってくれます。本当に寒い時の防寒はダウンジャケットを重ね着するのがスペース的におすすめです。
参考 ウルトラライトダウンユニクロオンラインネックウォーマー×1
季節外れの寒気に見舞われる可能性もあるので、首元を温めるものも持っていきます。
普段使っているTHE NORTH FACEのネックウォーマーを持っていきますが、モンベルの奴もちびっこいのにあったかくておすすめです。
ウインドブレイカー×1
半袖じゃ肌寒いという時のために、羽織るものを持っていきます。
どんなものでも構わないので、RED LEDGEのウィンドブレーカーをを古着屋で買いました。
内ポケットがついていると貴重品を入れられるので便利です。
折り畳み傘×1
屈強なレインコートを持っていくか、折りたたみ傘にするか悩むかと思います。
レインコートは長時間着るのはおすすめできません。一日中レインコートを着ていると、内側から汗びっしょりになって結局体が濡れる、なんていうこともあります。
今回は普段歩きに雨がしのげればいいので、小さくて丈夫な傘を持って行くことにしました。
結局モンベルにしました。迷ったらモンベルを選択しておけば間違いない、というくらい、品質が良くて割安です。
水着×1
ゴーグルと水着パンツを持っていきます。
水着パンツはそのまま普段のズボンとしても活用できるものがおすすめ。POLOがいい感じの水着をいっぱい出しています。
生活用品
次に生活を維持するための商品の説明です。
ここでも必要最低限のものをなるだけコンパクトに、を目指して選定しました。
メガネ+ケース×2
視力が両目とも0.01くらいしかないので、超必需品。念のため2個持っていきます。
サングラス×1
こちらもあればいいレベルです。極力お金をかけないようにしています。
コンタクト(左右)×150
旅先の衛生環境が心配なので、ワンデーを持っていきます。
高校時代からコンタクトレンズにお世話になってきて、いろんなブランドを試しましたが、結論としてはワンデイならそんなに変わらない。
最近選ぶのはシンシアのWAVEシリーズ。アキュビューの半額で買えるのでおすすめです。
眼球の角度など人それぞれなので、まずはサンプルから試すのが◎です。
参考 いつも買っているネットストアレンズアップルバスタオル×1
いつものバスタオルを持っていくとかさばるし乾きません。
それならと思い、いっそのことセームタオルにしました。セームタオルとは、小学生の水泳の時に使ったりするあれです。
乾いたらカピカピになります。体に水分が少し残るので、寒い季節に行く方には非推奨です。
タオル×1
首巻きタオルように冷感タオルを持っていきます。
ホームセンターなどの手頃なタオルで結構です。
てぬぐい×2
意外に便利なのが手ぬぐい。
フウロがてぬぐい魔なので、我が家には古今東西のいろんな手ぬぐいが揃っています。
かさばらず、すぐ乾き、意外に丈夫。重いものを入れたりすることもできるので、2枚ほどバッグに忍ばせておくといいですよ。
今回は加茂水族館で買った手ぬぐいを持っていきます。クラゲが素敵です。
枕×1
飛行機や滞在先の枕用に、無印のネックピローを持っていきます。
エア枕ではないのでかさばりますが、空気だと反発が強くて寝づらいので、こちらを選びました。
ただ、旅の途中で邪魔だと思ってしまう可能性もあります。
歯ブラシ・歯磨き粉×1
歯ブラシ、歯磨き粉は一応持っていきます。
途中で切れたら現地で買い足す予定です。普段使っているのは太陽油脂のパックス石鹸歯磨き。
界面活性剤不使用です。フウロはこれを使うようになってから口内炎ができなくなりました。
デザインはかなり素朴な感じですが、自然な泡立ちで使っていて気持ちいいです。
トラベルシーツ×1
9年前ハワイで止まったユースホステルで、ナンキン虫に悩まされました。
場所によってはベッドも不潔な場合があるので、すっぽり入るタイプのシーツを持っていきます。
本当はインセクトシールドがあるコクーンシーツが欲しいですが、値段がはるのでもう少し安めのものを。
肌触りはしっとりしていていい感じです。
電子機器系
iPhone×1
Wi-Fiで繋ぐ携帯を持っていきます。
行く場所はあらかじめMAPS.MEなどで地図をダウンロードしておきます。
一眼レフ×1
今回は旅先で映像編集を行うので、撮影道具が必要でした。
悩んだ末、小さめのミラーレス一眼にオールドレンズをつけることにしました。
選んだ一眼はSONYα6000。4年前に発売された機種ですが、画素数も高いし、軽いのでおすすめです。
オールドレンズはFlectogon 35mm 2.8Fを選択。東ドイツ製です。
昔使っていたビデオカメラのZ1-Jもカールツァイスのレンズを使っていたので、なにかと縁があります。
最初に見た時白と黒のストライプに心を動かされて、ついつい買ってしまいました。
三脚×1
オールドレンズの弊害でオートフォーカスが使えないので、三脚で固定した映像を撮ります。
昔購入したVelbonの三脚を持っていきます。折りたたむと60センチ程度でコンパクト。
SDカード×2
SDカードは多少いいものを持っていきます。
通信速度が高くて、信頼性の高いSDカード64GBをチョイス。東芝製のものにしました。
Macbook air×1
旅でブログ更新や映像編集、デザインなどに使用するPC。
たまたま旅前に8年使ったMacbook Proが故障したので、買い換えました。
持っているAdobeソフトがMacOSなので、新しいPCもMac。スペックは落としましたが高度な編集は行わないので必要充分。
電化製品で中古品を買うのは心配ですが、Appleのオフィシャルサイトで買える整備済み製品は信頼できます。
在庫に限りがありますが、数万円安くなるので定期的にチェックするといいですよ。
ポータブルHDD×1
今回撮影した写真は全て、Amazonプライム会員なら容量無制限で使えるPrimePhotosに保存します。
それとは別に、動画の保存用HDDを持っていきます。
昔大学の卒業制作のドキュメンタリーを作っていた時に、安いフラッシュ型HDDが読み込まなくなり有料でデータ復元してもらったことがありました。
HDDはすぐに壊れるし、時間がたつと読み込まなくなる可能性もあるので、バックアップは忘れずに。あと、なるだけ丈夫なHDDを選んだ方がいいです。
大学時代に使っていたHDDなのでだいぶ古いですが、まだまだ元気そうなのでエレコムのLACIE 1TBを持っていきます。
CD取り込みリーダー×1
フウロのカメラはピッカリコニカ。フィルム式です。
旅には70個フィルムを持っていきます。各国で随時現像をする予定です。最近は現像と同時にCD-Rをくれるところがあるので、PCにデータを取り込むために持っていきます。
貴重品・その他
パスポート&コピー×1
必需品です。携帯用としてコピーも持っていきます。
財布(旅仕様)×1
ほとんどカードで支払いを済ませる予定ですが、現地のお金を入れておくための財布を持っていきます。
証明写真×1
何に使うのかわかりませんが、いろんな人が持って行くといいと書いていたので念のため持っていきます。
海外旅行保険証コピー×1
旅先で病院に行った時に使います。今回は楽天カードと三井住友クラシックカード付帯保険を活用します。
国際免許証×1
オーストラリアとハワイでレンタカーに乗る予定なので、取得しています。
免許証×1
こちらも身分を証明するものとして持っていきます。
予防接種カード×1
今回はA・B型肝炎・狂犬病・破傷風の予防接種を受けました。
マラリア、腸チフス、黄熱病などの予防接種は渡航先によって受ける必要があります。自分の渡航先の予防一覧は厚生労働省のページで確認できます。
クレジットカード×3
旅に持って行くカードは全部で三昧。
楽天、三井住友、りそなデビットカードを持っていきます。カード会社はVISA、MASTER CARDの二種類です。
プライオリティパス×1
プライオリティパスとは、世界の加盟航空ラウンジが使い放題になるカード。
取得するには、直接カードを買うか、クレジットカードのサービスとしてもらうかです。
僕たちは楽天プレミアムカード(年会費10,800円)に加入したので、プライオリティパスをもらいました。
貴重品ベルト×1
大事なものが盗まれないように腰に身につけておくベルトです。
ハワイで治安が悪いと評判のユースホステルに泊まった時、やんちゃな黒人に僕の眠っている枕を覗かれたことがありました。
体にびっしりと汗をかいたのを覚えています。貴重品は身につけましょう。
アーミーナイフ×1
旅先で包丁がない可能性を考えて、キャンプで使っているアーミーナイフを持っていきます。
ただし、手荷物で持って行くと泣く泣く捨てることになるので、取り扱いには注意です。
アイデアノート&万年筆×1
最後の持ち物はアイデアノート。
旅先でふと感じたことをメモするアイデアが、旅の1番の財産です。長年使っているParkerのDuofoldと、ニトムズのSTALOGYを持っていきます。
終わりに
今回は世界一周に持って行く持ち物をご紹介しました。
一度に買うと結構な金額になります。できることなら、普段の生活でも使えるものをちょくちょく揃えていきましょう。
また、用意するにも時間をかけて吟味することをオススメします。靴などもレビューだけでなくお店に行って実際に履いてみると、自分に合う合わないがあったりします。
靴などはある程度履き潰しておいた方が安心なので、僕は1年以上前に書いました。
ご参考になれば幸いです。