毎日連載中|夫婦世界一周エッセイ

世界一周旅行で出会える動物紹介!|ウォンバット・ライオン・トカゲなど

はじめに

こんにちは。草作です。

僕と僕の妻、フウロは、2018年8月から12月までの約4ヶ月間。5大陸13カ国を回る世界一周の旅をしてきました。

世界一周の目的はいっぱいありましたが、その中でも「世界の動物と触れ合う」というのが旅の大きな目的の一つでした。

旅中お空に飛び立ってしまいましたが、お家ではアヒルのうーちゃんと一緒に暮らしていたこともあり、動物は二人とも大好き。

動物園に行ったり、ツアーに参加することで意図的に出会った動物もいますが、ほとんどが出くわした生き物たちです。

世界一周をすればこんなに様々な動物に会えるんだ!とウハウハしていただければ幸いです。

世界には動物がいっぱい!

あたり前すぎる情報ですが、世界には動物がいっぱいいます。

一説によると、世界に存在する動物種は約30万種!

そのうち、日本に存在する動物種は、たった約5万種と言われています。(参考サイト

こんな小さな島国で5万種いることの方がすごいのかもしれませんが、それでも、世界には日本の6倍もの動物がいるわけです。

これまた眉唾ものの情報ですが、日本の動物園の数は162ヶ所。

この数値は世界で2位(でも21ヶ国中…)だそうですが、さすがにそれだけ動物園があっても、日本ではなかなかお目にかかれない動物だっていますし、やはり現地で動物を見るに限ります。

前置きが長くなりましたが、いよいよ動物紹介に移ります。

ねこちゃんの時のように、ただ垂れ流しで出会った動物を紹介していきますので、気になった動物をご覧いただければ幸いです。

【ロシア:ノヴォシビルスク】キタリス

世界一周旅行のスタートの地。ロシア。

トゥヴァ共和国に行くために経由地として滞在したノヴォシビルスク。

完全にノーマークの土地(というより、情報がなかった)でしたが、行ってみてびっくり。

シベリアなのにぽかぽか暖かいし、思ったよりずっと人々は優しいし、そして溢れ出る大宮感…

ロシア:ノヴォシビルスク|物価・食事・見どころ・治安のご紹介

そんな意外にも快適な街には、いたるところに公園がありました。

公園散策をしていると、遠くにいたおじさんがこちらを向いて手招きしています。

見ず知らずの土地でロシア人に手招きされている。

恐怖以外のなにものでもない状況ですが、おそるおそる近寄って見ると、おじさんは手に何かを持っています。

すると。

で、でかい!

日本で見たことのあるリスよりずっと大きなリスが、おじさんの持っているひまわりのタネをガジガジ噛んでいます。

おじさん、近くで見るとめっちゃにこやか。動物好きに悪い人はいませんな。

ひまわりのタネをおすそ分けしてもらい、僕たちもご飯をあげてみることに。

警戒しながらも、アクロバティックな食べ方しています。

や、やさしい眼差しや…。

どうやら、ノヴォシビルスクの公園には野生のリスが住み着いているらしく、近所のおじさんたちが時々タネを持ってご飯をあげにいくそう。

このおじさん以外にもいたるところにタネを持っているおじさんを見かけました。

こういう仕事があるのかしら…。

世界一周をスタートしたばかりのこわばっていた僕たちの心が、ふっとほぐされる出会いでした。

【トゥヴァ:クズル】遊牧の動物たち

世界一周二ヶ国目。トゥヴァ共和国。

日本人が年間100人くるかこないかという超マイナーなこの国は、ノヴォシビルスクを超えてさらに情報が出てこない国でした。

ロシアとモンゴルの間に位置し、移動式住居「ゲル」で暮らす遊牧民がまだいるというこの国ではどんな出会いがあるのか、期待で胸を膨らませていました。

僕たちがトゥヴァに来た理由と、トゥヴァで感じたこと。

ウシ

首都クズルから車で約30分。

国の中心地と呼べる場所はせいぜい数キロで、車で5分も行くとそこにはもうだだっ広い大草原が広がります。

行き先はベイキャンプと呼ばれる、移動式住居のキャンプ先。

到着した時間はちょうどお昼時。

我々二人の量とはとても思えないご飯と格闘している時に、外からゴツンと音がしました。

振り向くと、そこには。

え?

さっきまで僕たちが日向ぼっこしていたあの場所が、いつの間にかウシの食事会場に様変わり。

なるほど。これが遊牧民の生活なのか…と妙に納得していると、キャンプのオーナーが慌てて木の棒とパチンコを取り出し、ウシを追い払いはじめました。

どうやらイレギュラーなことのようです。

ヒツジ

次の日。シャーマンが祈祷を行うオーヴォが立つ丘に登り、二人で夢にまで見た光景を堪能しました。

さて、そろそろ降りようか。でもせっかくなら遠回りして帰ろうかと相談しながら、後ろの方に歩いて行くと…

またまた遊牧に遭遇。今度はヒツジです。

ワクワクしながら近づいて行くと、

一目散に逃げ出します。まるでアビーロード。

ヒツジの走りゆく先に歩いて行くと、

馬に乗った遊牧民の方にお会いしました。

僕たちはトゥヴァ語を喋れず、遊牧民の方も英語は喋れず。

でも、身振り手振りで写真を撮らせてほしいということを伝え、一緒に写真を撮りました。

トゥヴァに行ったら一度は見てみたいと思っていた遊牧の光景を目の当たりにしたこと。

ヒツジのドコドコドコ!というやけに早い足音。一生忘れません。

おまけのバッタ

ちなみに、9月のトゥヴァはびっくりするほどバッタが飛んでいます

不思議なのは、その羽音。

日本のショウリョウバッタは別名、キチキチバッタと言われます。飛んだ時に「キチキチキチ」という音がするのが名前の由来。

ところが、トゥヴァの草原で聞こえる羽音は、今まで聞いたことのない音です。

「ジャキジャキジャキジャキ」

まるで楽器のギロをかき鳴らしているかのような、じゃりっとした音が聞こえます。

そして、驚くほど跳躍能力が低い…せいぜい50センチ飛んでホバリングして終わりです。なんの意味があるんだろ。

顔はほとんど日本のトノサマバッタ系。足先が赤いのが特徴です。

やっぱり国が違うとバッタもちがうんです。虫好きはぜひ彼らの羽音を聞きにトゥヴァに行ってみてくださいね。

トゥヴァになんか惹かれる方はこちらをチェック

【タイ:バンコク】野生のリス

世界一周旅行。三ヶ国目はタイ。

いよいよ観光らしくなってきたと、ワットポーを見に行きました。

涅槃を堪能し、そういえばココは無料の水がもらえるんだった。どこでもらえるんだろうね?とフウロと相談していたところ、横に生えていた木で何かが動くのを感じました。

またリス!でもちょっと小さめ。

世界一周するまで知りませんでしたが、世界ではリスはさほど珍しいものではないようです。

ロシアでもタイでもスリランカでもヨーロッパでもリスに出会いました。

その出現率はコラッタとまでは言わないけれど、結構な頻度で出会える動物なのだなということに気がつきました。

でも、チョロチョロと動き回る仕草とくりっとした目の愛嬌は変わりません。

手を握って近づけるとご飯が貰えると勘違いしてやってくるところも可愛らしいです。

【タイ:チェンマイ】キングタイガー

タイ北部、チェンマイにやってきました。

目的は、タイに住む少数民族の生活を見に行くこと。

バロン族やカレン族といった民族が今でも住んでいる場所にお邪魔して、価値観に触れる。

とても素晴らしい体験ができました。

ツアーの終盤、昼ごはんを食べた場所は、「タイガーキングダム」と呼ばれるチェンマイの有名なトラ園。

ご飯どころには、でかいトラに寝そべって笑顔を見せる老若男女。

「…」

すごく怖い。でも、この体験は今しかできないかもしれない…。

次の日。僕たちはもう一度タイガーキングダムに訪れることにしました。

厳重な檻の中に侵入し、寝ぼけ眼のキングタイガーと対峙します。

「さ、後ろの方に寝そべりな」

ファンキーなタイ人の兄ちゃんが促します。本当に大丈夫なの…?

おそるおそるキングタイガーのお腹にふかり。

ぐおお…脈動を感じる。そしてあたたかい。腕太い。

あまり動物に対して怖さを感じたことはありませんでしたが、タイガーのシマシマを間近で見ると無意識のうちの腰が引けてます。

「よし、しっぽを持って」

へ?

僕が知ってる動物は「しっぽ」を触ると怒る動物ばかり。

タイガーってこういうことをしても怒らないんだな。意外に優しい動物なのかも。

仕草は完全にネコそのもの。そしてなんでこの子はこんなに眠そうなんだ?

一番驚いたのが肉球。ツヤっとした灰色で少し固そう。

触りたかったけど流石にやばそうなので断念。

タイガーとの触れ合いから1ヶ月後。日本で飼育員が虎に殺されたニュースを見て背筋が凍ったのはいうまでもありません。

それでも、このタイガーキングダムにいる子たちは生まれたときからここに住んでいるそうなので、人間にはよく慣れているそうです。

あくまで自己責任で!タイガーとの触れ合いに挑戦してみては?

【タイ:チェンマイ】ゾウ

チェンマイにはもう一つ動物触れ合いスポットがあります。

それは、エレファントパーク

市街地から車で30分以上走ったところにある熱帯林のような場所に、エレファントパークはありました。

バナナ片手にゾウと対峙するフウロ。

起用にクネクネと鼻を動かしながら、バナナを指差し、食べる仕草をします。

「おい、それそれ。そのバナナ早くちょうだいよ」

目と鼻のジェスチャーでゾウの思ってることは驚くほどわかります。

ゾウの眼差しは吸い込まれるような、不思議な力があります。

後ろめたいことがあったら目を逸らしてしまいそうなまっすぐな眼差し。

長老のような余裕を感じます。

飼育員のアイスを所望するゾウさんも。

ゾウさんに乗る体験もしました。

ざらりとした皮膚感。

ドスリ、ドスリと歩く足取りには安定感があり、全く疲れませんでした。

15分ほどの散歩をさせてもらったあと、最後にお鼻に握手したところ、

ブォファー!と生暖かい空気が、ゾウの鼻から僕の顔に吹いてきました。

まるでダイソンのドライヤーみたいな勢い。

湿っぽいけど、動物らしい匂いはせず、干し草が湿った時のような匂いがしました。

ゾウさんのチャームポイントはお鼻だなと確信しました。

機会があれば触ってみることをお勧めします。モニョモニョしててかわいいです。

【スリランカ:キャンディ】ヤバめの生き物たち

次の国はスリランカ。

ただ、このスリランカで出会った生き物たちはかなりレベルが高いものばかりなので、よっぽど「生き物好き」以外は写真をみることはお勧めしません。

ただ、前項までで紹介していた動物に比べて日本ではお目にかかれない生き物ばかりなので、勇気を出して一読していただければ幸いです。

MEMO
写真はクリックすると閲覧できます

インドオオコウモリ

スリランカ、キャンディの不名誉な名物。

それは、電線から吊り下がる黒い物体。

実は、それがインドオオコウモリです。

普通、コウモリは夜でないとお目にかかれません。しかし、この電線吊り下がりコウモリたちは昼夜外気に晒され、風に揺られています。

彼らは感電死しているのです。

どうやら、コウモリの特性上、電線を掴んだ時に2本の線に触れてしまうそう。

掴むのは一本でも、吊り下がった先にもう片方の電線があるので逃げようがありません。

がっちり電線を掴んだ状態で、致死量の電流が流れ、彼らは掴んだ手を離すことなく絶命してしまいます。

そんなコウモリの亡骸が、キャンデイの街には至る所にあります。

さながら、幽霊屋敷のアトラクションのよう。昼間はへっちゃらですが、夜見るとおっかない光景です。

そんなインドオオコウモリの画像は、こちら

2メートルのヘビ

キャンディ中心街から徒歩30分の所にある高地。

その一角の宿に僕とフウロは宿泊していましたが、ここがいやはや、ヤバめの生き物の聖地のような場所。

見た目は綺麗な宿でしたが、ここに滞在していた5日間は旅の中で一番いやな汗をかいた日々でした。

この宿は崖の上に柱を通して建てている高床式の宿。

下にはうっそうとした雑草と、見た目きれいな小川が流れていました。

ある日。外出しようと思い、フウロより先に外に出て、何気なく下を見ていると。

この画像はわかりにくいので、そのまま載せちゃいます

そこには、2メートルはあろうかというヘビが横切っていました。

「これはとんでもない場所だ…」

その日の夜、宿のオーナーに蛇がいたぞ!と伝えると一瞬顔色を変えましたが、宿の下だというと、「部屋の中じゃないなら大丈夫じゃないか〜」と変な笑みを浮かべながら肩を揉まれました。

スリランカにも毒蛇がいます。お気をつけて。

アジアンフォレストスコーピオン

アジアに生息する、まあまあ大きなサソリ。

それがこのアジアンフォレストスコーピオン

実はこのサソリに、旅中フウロは刺されました。とは言っても毒性は弱く、死ぬことはないそうですが。

このサソリに初めて出くわしたのもキャンディの宿の近く。

グーグルマップ上では歩いてすぐに見えた紅茶博物館を目指し、経路をいざ歩いて見ると、やがて険しい道になり、いつの間にか道が消えてしまいました。

そんな道の端っこに、黒いゴミのようなものが。

近くで見てみると、それがまさにサソリ

幸いそのサソリは潰れて死んでいましたが、そのあとトゥクトゥクに乗って移動中、フウロは生きたサソリがすごい勢いで道を横切るのを見たそうです。

毒性があるかないかももちろん大事ですが、何よりあのフォルムはおっかないです。

そんなアジアンフォレストスコーピオンの写真はこちら

超でかいクモ

キャンディのやばい生き物。極め付けはクモ。

僕は生き物のなかでクモが一番嫌いです。特に巣を持たないアシダカグモ系のでかいやつ。

キャンディでの宿泊最終日。フウロと二人でチェックアウトのために荷物を整理していた時のこと。

フウロがスパイスなどを買った袋をのぞいたと思った瞬間、そーっとその場から離れて、僕を呼びました。

「いる…」

そこには、見たこともないほどの大きさのクモが。

アシダカグモをさらに一回り大きくしたサイズです。クモ嫌いとしては許容量を完全に超えています。

それから1時間は、記憶がありません。

とにかく格闘。早く外に出て欲しい我々をあざ笑うかのように、クモは部屋においてあるテーブルの隙間に隠れます。

なんとか箒に乗せ、ベランダから飛ばそうとした瞬間、クモが箒の持ち手の方に猛然と走り出し、フウロが驚いて箒を下の草むら(ヘビの生息地帯)に落とすハプニングがありながらも、なんとか追い出すことに成功しました。

今見てもこのクモは完全にアウトです。

怖いもの好きの方はこちらからご覧ください。

 

【スリランカ:ウナワチュナ 】ミズオオトカゲ

スリランカ最後の生き物は、ミズオオトカゲ

南西部に位置するビーチリゾート、ウナワチュナで宿泊していた宿の前は庭になっていて、まるで動物園のようでした。

近くのレストランで昼食をとったあと、宿主の家の脇道を通っていると、「ガサガサ!」とすごい音が右の茂みから聞こえました。

ネコかなにかだろうと思ってそのまま歩いていると、ドタドタと音をたてながらトカゲが出てきました。

これまた大きい…ゆうに1メートルはあります。

トカゲは大好き。のちに調べたところ、獰猛で噛みつかれるおそれがあるそうですが、この時はそれを知らず撮影を楽しみました。

この子もかなり臆病で一目散に逃げていきます。

手を外側に回しながら、飛ぶように走り去っていく姿にはどこか愛嬌があります。

追いかけて行ったらまったく同じ大きさのトカゲがもう一匹いて驚きました。

夜中に天井からものすごい音が聞こえたのも、きっとこの子のしわざです。

この宿の近くでフウロがサソリに刺されましたが、そのことを差し引いてもスリランカで一番好きな場所はウナワチュナです。

椅子に座りながら小さな動物園を眺めるあの時間は珠玉のひとときです。

もしスリランカ旅行を検討している方がいらっしゃいましたら、ウナワチュナを候補に入れてみてください。

 

おわりに

今回は世界一周旅行で出会ったかわいい生き物、前編をお送りしました。

後編はモロッコやオーストラリアをはじめとしたかわいい動物目白押しです。

後編をお楽しみに。

 

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