※現在は北京ダックの「まきび」とあいがもの「コナ」を飼っています。

世界一周旅行の出発まで、あと3日。
お家では留守番は大変なので、うーちゃんを実家に預けることにしました。
うーちゃんはうちで一緒に暮らしているあひるです。4歳の男の子、種類は北京ダックです。
うーちゃんとの出会い
うーちゃんとの出会いは、2014年のこと。
フウロと一緒に暮らすようになってから半年。生活もちょっと落ち着いてきて、そろそろ動物を飼ったりしたいね、という話をしていました。
日課はホームセンターのペットコーナーを見て回ること。田舎のホームセンターには変わり種がいっぱいいます。
5月のある日、わんちゃんを目当てで見に行っていたホームセンターのペットコーナーに、あひるが三羽いました。

まんなかがうーちゃん
まだ黄色い毛が生え変わったばかりの小さなあひる。毛もぽわぽわで、足がやけに大きくて不恰好。
小さなあひるを間近でみたことがなかった僕は、家に帰ってからフウロに「あひるがいたんだよ〜」という話をしました。
フウロは目を輝かせて、「飼いたい!」と言いました。
それから急ピッチであひるの生態や、家で飼えるのかを調べました。
アヒルの特性
- ご飯は配合飼料と野菜
- あひるの匂いは布団の匂い
- 人なつっこくて抱っこもできる
- あひるは水鳥なので、水が大事
- メスは声が大きいので注意が必要
- 意外に長寿で15歳以上生きる子もいる
調べてみると、あひるを飼っている人はそこそこいて、飼っている人は総じてとても可愛い!と言っていることがわかりました。
調べた中で、僕が一番わくわくしたのは、抱っこできるということ。
小さい頃セキセイインコを飼っていましたが、警戒心の強いインコは指に乗ってはくれても、自由に頭をなでたり抱っこすることはできませんでした。
あひるはなでなでも抱っこもし放題。鳥好きにはたまりません。
出会いから3日後には家にお迎えすることに
2日後にフウロがあひるを見に行き、3日後に二人でホームセンターに行って、どの子にするかを決めました。
3羽のうち、2羽はぐいぐいとおりから外にでたがってきましたが、1羽だけのんびりやさんがいました。
「この子がいいなあ」
フウロが選んだ子を家に迎えることを決めて、車に乗せて帰りました。
僕たちはその子をうーちゃんと名付けることにしました。
お家に招いた初日は心配そうな顔で「ぴゃーぴゃー」と鳴いていました。
あひるはペットとしてはまだまだ飼育方法が確立していない動物です。僕たちは本やネット、うーちゃんの様子を見ながらうーちゃんに合った生活を見つけていきました。

最初のだっこはおっかなびっくり

ひっくり返して毛づくろい

陶芸をする時も一緒

披露宴の引き菓子はうーちゃんマシュマロ

お祭りにも参戦

花火も一緒にやりました。
現在のうーちゃんのおはなし
うーちゃんと一緒に暮らして四年。
今ではびっくりするほど声も体も態度も大きくなり、こんないい顔をしてくれるほど仲良しになりました。
特に2年前に今のお家に引っ越してからは、自然が多いお庭での暮らしで楽しいようです。毎日大きなショウリョウバッタを食べています。
4年間一緒に暮らしてみて思ったのは、あひるはとてもちょうどいい動物だなあと思います。
お水とご飯と、少しの散歩スペースがあれば、基本的に自分でバランスよく生活できます。そしてご飯の予算もかかりません。
二つの注意を守っていれば、元気に育ってくれます。
あひる飼育で注意すること
足の病気
あひるはもともと水鳥なので、陸の歩きすぎによって床ずれが起こります。
歩く場所を人工芝や土でふかふかにしてあげると予防できます。
ハクビシン・イタチなどの害獣
あひるは4kgにもなる大きな鳥ですが、それでもハクビシンなどの獣が襲ってきます。
自然が多いところで、食料が少なくなってくる秋〜冬ごろは特に注意。小さな隙間からも入ってくるので、頑丈な小屋が必要です。
いよいよ半年間のお別れです
世界一周もいよいよあと三日。これから半年間のお別れです。
長いお別れは新婚旅行の10日が最長。今回はその15倍もの月日、離れることになります。
あの時は久しぶりに顔を合わせたら僕の体に飛び乗って、顔を肩に乗せてくうくう寝てしまったけれど、今回は僕たちのことをちゃんと覚えててくれるかしら…。
さっき実家でうーちゃんをひっくり返し、お腹の毛づくろいをしてあげました。
うーちゃんは相変わらずのほほんとしているけれど、どこかうーちゃんの顔は寂しそうに見えます。
美味しいお土産を見つけてくるからね!
うーちゃんの投稿はバトンタッチ。
現在のうーちゃんのTwitterはこちらをチェック
アヒルの習性がわかるバイブル