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ロシア:ノヴォシビルスク|物価・食事・見どころ・治安のご紹介

こんにちは、草作です。

2018年8月19日から飛び石で6日間、ロシアのノヴォシビルスクに滞在しました。

世界一周旅行の記念すべき第一ヶ国目に行ったのがロシア。

日本に近い国なのに、恥ずかしながらロシアで知っている地名もモスクワ・ソチくらい。

また、なんとなく「ロシア=怖い」というイメージがありました。

でも、ノヴォシビルスクに滞在してみて、イメージとはまったく逆で、治安もいいしとても過ごしやすい国だなと思いました。

今回は日本ではまだまだマイナーな、ノヴォシビルスクの見どころを紹介します。

ノヴォシビルスクの概要

ノヴォシビルスクは日本から約5,000キロ離れた場所に位置します。

ロシアの真ん中からやや下に位置するシベリアの地方都市。

人口は年々増加し、ロシアでは人口第3位!日本で言えば大阪です。知らないのが恥ずかしいほどの大都市のはずですが、なんだか落ち着く空気が流れています。

ノヴォシビルスクの雰囲気

ノヴォシビルスクに降り立ったとき、フウロの第一声は「なんだか大宮みたいなところだね。」

それが的を得ていて大笑いしてしまいました。ノヴォシビルスクはまさに大宮。

そこそこおしゃれで、埼玉よりさらに田舎に住んでいて、原宿や渋谷に行くには遠い若者たちがこぞってくる都市。

でもやっぱり埼玉は埼玉。東京の都会にはなりきれない田舎っぽさにホッとしたりするものです。

埼玉県民にしか伝わらないかもしれませんが、まさにそんな感じ。

だからノヴォシビルスクに降りた時、なんだかすごくホッとしました。

夏のノヴォシビルスクの気候

シベリアというと永久凍土のイメージが強いですが、ノヴォシビルスクも夏はかなり暑いです。

僕たちがロシアにきた初日の最高気温は29度。日差しはかなり強いのですぐ日焼けします。

でも風が涼しいので日陰は寒いくらい。夜から朝にかけては結構冷え込むので、寒暖差は10度以上あります。

8月は天候が変わりやすい季節で、さっきまでピーカンだったのに、あっという間に雷雨になったり。まるで東京のゲリラ豪雨のよう。

まだまだ道路整備が整っていないせいか、水はけが悪くて巨大な水たまりが点在しています。

 ノヴォシビルスクの食事

僕たちがノヴォシビルスクで食べたご飯を紹介します。

僕たちの旅は現地の人たちが食べているものを食べる主義(金銭的な意味合いもあり)なので、初日から中心街にあるでっかいスーパーでお惣菜を買いました。

そそられるお惣菜コーナー

めちゃくちゃ愛想がない(ロシア人にも)おばちゃんに身振り手振りで買ったのが、こちらの食事たち。

残念ながら名前はわかりませんが、味の感想だけ載せておこうと思います。

茶色い麦飯

これは大麦のような穀物とマッシュルームを茹でた、ロシアの方の米飯的なやつです。

麦の旨味があって、サクサク食べられるのがいい。白米よりも美味しいかも。

こちらは中パックにぎっしり詰めて約60ルーブル(100円)でした。

ズッキーニとの赤ピーマンの煮もの

スーパーのお惣菜のなかでも、肉に次いで結構高めの料理。赤ピーマンが高いのかしら?

これめちゃくちゃうまいです。特に赤ピーマン。酸味が程よくて、日本のパプリカみたいな飾り物のような味じゃない。

日本のピーマンとも違う、どちらかというと果物よりの味です。ズッキーニも歯ごたえ◎。

こちらは小パックにぎっしり詰めて90ルーブル(150円)でした。

ハツと野菜の香草ソテー

 

これもめちゃくちゃ美味しかった。ロシアの方はディルやフェンネルを多用するようです。

これがまた美味しい。ディルを使うことで肉の臭みはなくなり、肉特有の飽きもなくなって、バクバク食べられます。

フウロと「家に買ったらディルとフェンネルは絶対植えよう。」と心にきめました。

こちらは小パックで90ルーブル(150円)でした。

ロシアの松前漬け

昆布と人参を和えたような料理がスーパーに並んでいます。

松前漬けのような味を想像して買ったものの、全く味がしなくてびっくりしました。

日本から持ってきたワカメのふりかけをかけたら故郷の味です。

こちらは小パックで38ルーブル(80円)ほど。

ピエロギ

日本でロシア料理というと、ボルシチに次いで名が挙がるピエロギ。

いわゆる「包みもの」系です。ハズレはほとんどありません。

肉を包んだやつもあれば、じゃがいもや卵を詰めたこれは結構いろんな種類があります。

値段が安いとじゃがいもとかの確率が上がるので注意が必要。肉包みは1個20ルーブル(35円)でした。

ホテルごはん

僕たちが宿泊したのはノヴォシビルスク駅から1kmほど離れたところに位置する、AZIMUT HOTEL SIBELIA。

モスクワを本拠地に置き、ロシア、モンゴル、トゥヴァなどで展開しています。(日本は未展開)

アジムット知らなかったらモグリと言われるほど有名なホテルです。(多分)

実際、トゥヴァではオドゥゲンホテルというホテルに泊まりましたが、ガイド曰く「AZMUT HOTELは高くて泊まれないよ」とのこと。

トゥヴァに行ったときの話はこちら

ロシアの秘境「トゥヴァ」ってどんなとこ?見どころやアクセスについて

実際ロビーもめちゃくちゃ綺麗で、アクセスもとってもいいところです。

ツアーの中に朝食が含まれていたので、ついでにホテルごはんも紹介します。

ホテルはバイキング形式。肉・野菜・くだもの・パンがふんだんにあります。

クレープ的なものも多い。

じゃがいもはマストで置いてあります。

しょっぱいのかと思ったら甘めです。

果物は豊富。杏の味が濃くて美味しいです。

割り箸が置いてありました。

特に肉系はソーセージ・サラミ・ハムなど。野菜はカット野菜。くだものは杏がメインです。

ロシアの方は杏がいっぱい取れるのか。そこかしこに杏食品があります。安くて味が濃くて美味しい。

こっちの食べたら日本のは手が出ません。

KFC

日本にいる時は高くて食べられないということもあり、結局二回も行ってしまったKFC。

1回目は巨大なツイスター

こっちのも相変わらず美味しいです。トゥヴァ帰りの時はなぜか揚げ物が無性に恋しくなり、二人でバレルパックを購入。

浴びるほど鳥を食べました。

こちらはロシアではかなり高めの500ルーブル(800円)。ただ、量は日本の倍はあります。

めちゃくちゃスパイシーでした。

ロシアのウォッカ

ロシアといえば、ウォッカ。

でも、数日の滞在で750ml瓶買うほど飲むことは難しいな、と思ってスーパーを見ていたら…。

ありました。やはりロシア。ワンカップですよ。

日本で売っているウォッカと比較して、松のような香りが特徴的でした。

フウロと二人で飲んでギブアップ。これをスイカに入れてバクバク食べるって、ロシアの人はすごいです…。

ロシアのアイス

フウロも僕もアイスが大好き。ロシアのアイスも食べてみました。

アイスの値段は大体50ルーブル(80円)から。日本とさほど変わりません。

街のところどころにもアイスだけ売ってるコンビニみたいのが点在していて、食べ歩きをしている人も多いです。

僕たちが買ったアイスはこれ。パッケージが毒々しすぎて、衝動買いしてしまいました。

味は予想に反して正統派。バニラアイスの味です。

まずくはないけど、日本のアイスの美味しさに気づかされる感じです。

ノヴォシビルスクの物価

ノヴォシビルスクの通貨はロシアのルーブルです。

ルーブルは近年レートが下がり、2018年時点では1ルーブル1.6円ということもあり、総じて安め。

節約すれば、宿代を除くと1日500円以下で十分楽しめます

値段一覧

  • 水ペットボトル:20〜30ルーブル(約30~50円)
  • 外食:100ルーブル〜(約200円〜)
  • バス:40ルーブル(約70円)
  • ミルキーウェイ:50ルーブル(80円)

ノヴォシビルスクはこんなところ7選

町歩きで見つけたノヴォシビルスクの特徴をご紹介します。

公園の野生リスがいる

中央広場に直結している公園は、ノヴォシヴィルスク民の憩いの場。

束の間の夏を楽しんでいるのか、ソロで芝生に寝そべり読書をするロシア美女。

こんなこと日本でしていたら白い目でみられそうだね。とフウロと話しながら歩いていると、少し腰の曲がったおじいさんに呼び止められました。

恐る恐る近づいてみると、なにやら指差しています。

指差す方向には、けっこう大きめのリス。

どうやら、ノヴォシビルスクの公園には野生のリスが何匹か生息しているようです。

おじいさんにひまわりのタネを分けてもらい、リスに手を伸ばすと、警戒しながらもタネを取って食べてくれます。

おじいさんが「チッチッチッチ」というと、餌をもらえると思うのか、リスが近くに寄ってきます。

リスおじさんとの出会いがノヴォシビルスクでの最初のロシア人との交流。

このことがきっかけでだいぶロシアに対する印象が変わりました。

ノヴォシビルスクの車事情

ノヴォシビルスクはシベリア最大の都市ということもあり、シベリア地方の人たちが一同に介します。

当然街は車で溢れかえります。え、ここに車止めちゃうの?っていうところも車がぎっしり。

縁石を乗り上げている車、ボッコボコになった車、埃だらけの車…

驚いたのが、日本車の数。トヨタ、ホンダ、スバル、日産の型落ちのような車がたくさんあります。

日本で廃車になった車が海を渡るという話を聞いたことがありますが、こういうことなのか、と思いました。

レッカー車のマークが書かれている脇っちょに縦列駐車の嵐。ケンカ売ってます。

中央市場の野菜たち

中央広場から1kmほど歩いたところに、巨大な生鮮市場があります。

外には地元のおじちゃんおばちゃんが売る露店。中に入っていくと観光客向けのような大規模な市場が見えます。

おばあちゃんからホースラディッシュを購入

この季節の目玉商品はスイカ。

とてつもない量のスイカが並んでいますが、誰も買っていない…というより、この秩序を乱すことが許されないことのように見えます。

市場の中に入ると、スパイスやドライフルーツが整然と並んでいます。こちらも秩序がすごい…

ここはどうやらロシアというより、中東系の顔立ちが多い様子。

ヤポーネ(日本人)だよというと、みんな喜んでいました。日本人はあまり来ないみたいです。

露店販売

中央市場以外にも、街のいたるところで路上販売をしている人たちを見かけます。

僕たちがトウモロコシを買った露店のお兄ちゃんは、なんと車のバンパーにトウモロコシを突っ込んで販売していました。

1本欲しいというと、5本勧めてくる商売上手。

よく見てみると、露店によって値段の幅がかなりあることに驚きます。

ぶどう1房とっても、軽く100ルーブルほど差があることがあるので、買うときにはよくよく気をつけることをおすすめします。

バレエとオペラ

ノヴォシビルスクはオペラとバレエの街。

中央にそびえ立つ国立オペラ劇場をはじめ、街のいたるところに様々な劇場があります。

ノヴォシビルスクといえば観光の中心がオペラ劇場なようですが、僕たちにはあまり縁のない話。

オペラをみることはありませんでしたが、オペラ劇場の広場は気持ちいい風が吹くので、日光浴に最適です。

でもさすがロシア規格。椅子が高すぎて、フウロの足が地面から浮いていました

ネット環境のはなし

ノヴォシビルスクは栄えている街ということもあり、いろんなところにフリーWi-Fiがあります。

ただ、設定方法は少し複雑。各Wi-Fiの専用電話番号に電話をすると接続が完了される仕組みです。

この電話は日本の電話回線とは別で、通話は無料。

フリーWi-Fiが通っているところにいくと、電波マークとRの見たことがないアイコンが出てきます。

最初はR = ローミングのことかと思って焦りましたが、無料で電話することができる場所で表示されるマークのようです。

また、ロシアはLINEが使えません。ロシアにいく方は覚えておきましょう。

街を飛ぶ大きな綿毛

街中にふわふわと飛んでいる大きな綿毛。

まるでケサランパサランのような綿毛の正体は、アザミ。

僕たちが旅行していた8月がちょうど時期だったのかもしれませんが、空港を降りた途端にたくさんの綿毛が飛んでいて、風情がありました。

日本でたまにみる綿毛にそっくりです。

ノヴォシビルスクの人たち

「ロシア=怖い」と思わせているもの。

それは、おそらく無口で目が怖いというイメージだと思います。

実際に僕もそういう風に思っていましたが、実際に行ってみて感じたのは、無口=シャイなんじゃないかなと思いました。

親しい人には笑顔を見せますし、こちらから笑顔を向ければ恥ずかしそうに返してくれます。

スーパーのスーパー無愛想なおばちゃんも、4回くらいお惣菜を買いに行ったら心を開いてくれました。(結局会話はできなかったけど)

シャイで黙ってしまうところは、なんとなく日本にも似ていて親近感が沸きました。

また、ロシアの若者について。

ノヴォシビルスクには一通りのエンタメが揃っているため、休日のデートスポットに最適。

おそらくシベリアのいたる所からノヴォシビルスクに来ていると思しき若者がたむろしています。

みんな身なりもきちんとしていて、日本の化粧品モデルみたいなロシア美女がわんさかいます。

歩き疲れて休んだベンチで、若者たちを眺めるだけでも十分楽しめます。みんな僕よりも大人に見えるのに、15歳とかだから怖いなあ。

つい宇宙兄弟のオリガを思い出します。

まとめ

今回はロシアのノヴォシビルスクの紹介をしました。

僕たちが行ったのは8月は大宮感満載でしたが、冬は日本とは全く違う表情を見せる街だと思います。

夏場にできる工事をやってしまえ!と言わんばかりに、そこら中で工事をしていたのも新鮮でした。

日本からのアクセスは、成田から直行便で7時間。あっという間です。

機会があればぜひノヴォシビルスクに行ってみてくださいね。

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