こんにちは、草作です。
今回はスリランカの旅をスタートさせた空港からほど近い西海岸の小さな街。
ネゴンボに滞在した時の話を書こうと思います。
ネゴンボという街は、都心のコロンボに比べるとずっと小さく、田舎の風情溢れるゆったりとした街です。
誤解の無いように付け加えておきますが、どこでもクラクションはけたたましく鳴り響きます。田舎都会関係ないようですね。
ネゴンボの街歩きは出会いがたくさん
僕たちの歩いたところはネゴンボのバスターミナルがある中心エリアから北に3kmほど行った宿が密集しているエリア。
中心まではなかなか遠いこともあり、メインの道路から道一本内陸に入ると、スリランカのローカルな雰囲気を楽しむことができます。
スリランカにはいたるところにオレンジ色に発色したキングココナッツがなっています。
1個60ルピーで丸々一個分のジュースを飲むことができます。
キングココナッツは緑色のココナッツよりもでかくて飲みがいはあるけれど、ちょっと大味な印象。
スリランカ原産の珍しいフルーツなので、一度トライすることをお勧めします。
スリランカには小さな子供が多い印象。
みんな屈託の無い笑顔で挨拶を交わしてきます。そして、異国からきた観光客に興味津々。
心なしかアジア系の顔立ちの方が彼らには気になるようで、
子供達:「おい!お前声かけてみろよ。やだよ〜恥ずかしいよ。あっ!行っちゃうよ。どうしよう、ハロー…(超小声)」
ぼく:「ハロー!君たちは何歳かい?」
子供達:「8歳!(一斉に)」
ぼく:「8歳か〜。写真とってもいいかい?」
子供達「え〜〜〜〜!それは恥ずかしいよ!お前行けよ、俺は無理だよ…じゃあ私が行く!」
みたいな会話がいろんなところでかわされます。
勇気のある子が前にでてポーズを取ると、みんなそろそろとポーズを取る。
あとはみんな入り乱れて挨拶したり逃げ出したり。可愛いもんです。

ちゃっかり先生まで入ってくるのがスリランカ流
おしんがスリランカで流行ったことも影響して、スリランカの人たちは大人も含めてとっても親日。
日本人だと告げると、「ファンタスティック!」と叫んで握手を求めてくる人まで。

ファンタスティックおじさんは歯が三本しかない。
逆に中国人は嫌いなようなので、日本人であることを告げた方が対応がよくなります。
スリランカのおみやげにおすすめ!高級ハンドメイド雑貨「Thimble」
スリランカのお土産といえば、紅茶、スパイスなど、食べ物のイメージが強いです。
でも、素敵な雑貨や布などがあればいいなと思ってネゴンボを散策していました。
大抵はどこでも同じ革製品やプリントしたサリーばかり。
これじゃ敢えて買う必要がないなあと思いながら歩いていると、リゾートホテルの向かいに小ぎれいなお店を見つけました。
見るからに高級そうな雰囲気。
自分たちの懐では難しいかな…と思いながらも、まずは見てみようと入ってみることに。
中にはレベルの高いハンドメイド製品が並んでいました。
Thimble(指貫)と名付けられたこのブランドは、全てスリランカで作られた高級雑貨店。
手作りの風合いとスリランカ独特の色彩がとても素敵です。
価格も1000ルピー(700円)くらいから購入できて、全て一点ものというところも魅力。
結局30分ほど居座っておみやげを選びました。
一応サイトもありますが、日本にはまだまだ渡ってきていないようなので、ネゴンボに訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。
参考 Thimbleのページネゴンボでアーユルヴェーダをするなら、やっぱり「Jasmin Villa」がおすすめ
僕がネゴンボでやりたかったこと。
それは、アーユルヴェーダを経験すること。
ネゴンボには日本人御用達のアーユルヴェーダリゾートがあります。
それが、「Jasmin Villa」。
シロダーラやオイルマッサージをフルに体験できる180分のコースで一人約3000円。
Jasmin Villaの近くのホテルに泊まっていれば無料の送迎もしてくれます。
肝心のアーユルヴェーダの感想は、僕:まあまあ、フウロ:最悪という感じでした。
シロダーラはおでこがくすぐったくて大変でした。
オイルマッサージもお腹や胸のあたりをマッサージされたのがくすぐったすぎてかなり大変でした。
金額が安くてがっつり疲れが取れるタイマッサージの方が個人的には好きです。
フウロは体を触られること自体がNGらしく、今回もマッサージをしたことで逆にぐったりしていました。
なによりいい出会いだったのが、アーユルヴェーダが終わった時に担当の女性が出してくれたスパイスティーとの出会い。
Samahan(サマハン)と呼ばれるこのスパイスティーはスリランカの葛根湯のようなもの。
十四種類の生薬を配合した顆粒をお湯で割って、アーユルヴェーダの時や風邪のひき始めに飲みます。
これがとにかく美味しい!
スパイスの豊かな香りとジンジャーの強い刺激が喉を抜けて、あっという間に体がポカポカになります。
そして、甘草のようなほのかな甘み。砂糖を加えても美味しくなります。
スリランカでは10パック入りのSamahanが200ルピー(140円)で売っています。
こちらもスリランカみやげとして人気上昇中。
スーパーの薬剤コーナーに売っているのでチェックしてみてください。
ネゴンボの場所・気温・おすすめの宿について
ネゴンボはスリランカの玄関口、バンダラナイケ空港から車で15分ほど北に行ったところにある田舎町。
スリランカ到着の便は深夜着が多いため、旅行客の大半は到着後の選択肢は大抵二つ。
30分以上かけてコロンボまで南下するか、手っ取り早くネゴンボで一夜明かすか。
僕たちはコロンボは最後に行くとして、まずは世界旅行で初めて出会う海に期待を膨らませて、ネゴンボを選ぶことにしました。
ネゴンボの9月の気候はじっとり蒸し蒸し。
7月に那覇空港に降りた瞬間に感じるような、肌にまとわりつくような暑さがあります。
現在僕たちはスリランカ中腹の標高500メートル前後の古都キャンディにいますが、キャンディと比べると肌の不快指数はかなり高めです。
フウロはタイから乗り継ぎのロングフライトとそのまとわりつく蒸し暑さにやられてすっかり食傷気味。
僕たちのネゴンボの滞在先はCresent Beach Houseという宿の横がすぐに砂浜という海辺のホステルに泊まってしまったことも災いして、ネゴンボ滞在中ずっとその湿度に悩まされ続けました。
スリランカの安宿は基本的にエアコンは未設置。
ネゴンボに滞在する場合は多少高くてもエアコンが付いていて、海の風をダイレクトに受けない内陸の宿を取ることをお勧めします。
でも、水平線の先にまっすぐ日が沈むネゴンボの夕日は一見の価値あり。
ぜひネゴンボに一度訪れて見てはいかがでしょうか。
まとめ
今日はスリランカ、ネゴンボについて紹介しました。
僕たちはキャンディを離れ、これから南西の海辺ゴールに滞在します。