毎日連載中|夫婦世界一周エッセイ

ブランドコピーを考える

2019年に入り、草作のブランドイメージを一新しました。

「日本の上手物を発信する。」

が僕のメインテーマでしたが、世界一周を経て、今発信すべきはそこではなく、僕たちの生活自体のあり方ではないかと思いはじめました。

世界一周を終えてから、僕たちの大切な友達と何人か会う機会があり、色んな話をしました。

その中で一番感じたのは、僕たちの考え方や生活の仕方に「価値」が生まれる時代がやってきているということ。

今日も本屋さんに行って新著を物色して感じましたが、世の中はやることの「結果」を見る風潮がとても強いです。

僕自体もずっとそうでした。

でも、凸版時代に受けた脳科学の講義で、脳科学者の青砥さんに、一つの考え方を教えてもらいました。

それは、結果脳と過程脳というはなし。

結果が出た時に幸福を感じる脳と、努力する過程に価値を感じる脳であるかで、人生が変わるという話でした。

結果はギャンブルです。自分の努力だけではどうにもならないことが起こるのが人生。

しかし、過程は自分の意志で変えられる唯一の部分。

その時は概念でしか感じられなかったその言葉を、世界一周を終えた今では強く感じます。

それは、世界一周という結果に価値がないことに気が付き、夢の実現を追って歩む毎日の素晴らしさに気が付いたこと。

それはまさに過程脳そのものでした。

幸福が過程の中に潜んでいるのであれば、こんなに素敵なことはない。

僕はそう思いました。

そして、それに気が付いてから世の中の偉大な人の本を見てみると、驚くほどみんな同じことを言っていました。

言い方が違うだけ。言っていることは同じです。

そしてそれは規模が違っても同じ。

ものすごく愚直で、簡単な言葉は一つもない、現実的な言葉に満ち溢れていました。

表装に書かれた言葉は「たったこれだけで人生が劇的に変わる!」などのキャッチーな言葉で埋め尽くされていますが、書いてあることを実践してみようとすればその難しさに驚くばかり。

でも、このことにも、僕は救われました。

誰しもが才能だけでなんとかしているわけでは無く、その人の人生の中で頑張り切った先に夢の実現。ひいては幸福が宿るのだと。

幸福であることは、才能ではないのだと。

僕は今まで、自分に名のある肩書きが無いのが悩みでした。

でも、そんなものに頼る必要など無いということに気がつきました。

いつの間にか、僕たち夫婦のやっていることには、みんなに言っても恥ずかしくない「僕たちの考え」が備わっていました。

それを友達が教えてくれました。

日本の上手物を発信するというのは、僕の「使命」であり、人生の夢そのものです。

僕が夢に向かって生きていく日々を、世の中に発信していく。

きっとそのことが、夢への一歩になると信じています。

テクニックでも、精神論でもない事実の部分を伝える、1個人のメディアとして。

草作をこれからもよろしくお願いします。

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