いいもの“おすそわけ”
人はみんな違うから、体に合うものもみんなそれぞれ。
心や体に目を向けて生活すると、ある日パッと”自分のもの”が姿を見せてくれます。
みんなに役立つかわからないけど、ぼくらにはいいもの。
ぼくとフウロが見つけたのおすそわけが、みんなにいいものになりますように。
今日の記事をひとことで言うと
揚げ物を調理する時、オリーブオイル100%で揚げると
びっくりするぐらい軽くおいしく仕上がる
胃もたれなし。オリーブ臭も気にならないのでおすすめです
こんな方にオススメの記事です
・揚げ物が好きだけど、胃がもたれる
・キャノーラ油で揚げた揚げ物を食べるとくらくらする
・家で揚げ物を定期的にチャレンジしたい
揚げ物が大好きだけど油が苦手だった
スーパーのお惣菜コーナー。なんであんなに魅力的なんでしょうか。
ずらりと並んだ揚げ物は、どれもサクサクしてて美味しそう。
揚げ物大好きです。妻のフウロも同じく揚げ物好き。
我々の献立は週に3回は揚げ物が出ます。すべて自宅で調理しています。
ちなみに、結婚に際して揃えた道具は、鉄釜・揚げなべ・中華なべでした。
そんな僕たちですが、揚げ物が好きなくせに揚げ物が苦手でした。
当初使っていた油は、菜種油の類です。
最初は美味しい美味しいと食べているのに、ある時を境に油ものを見るだけで胸焼けするような状態になります。
ひどい時は頭がクラクラして、そのあと数時間動けなかったり。
特にかき揚げやナスの素揚げなど、油を多く含む揚げ物を食べた時にその傾向は強く出ました。
僕たちはどうやら油が苦手だぞ…
そのことに気づいてから試行錯誤を重ね、ようやく到達したのが「揚げ物はオリーブオイル100%で揚げるのがいいみたい」ということでした。
オリーブオイル100%で揚げるとまったくもたれない
オリーブオイルを使用した揚げ物は、不思議なほど胃にもたれません。
僕たちが悩まされていた頭がクラクラになる感じもありませんでした。
体質のせいなのか、なたね油とオリーブオイルでは人間の摂取量の許容値が違うのかもしれません。
その日から我が家の揚げ物はオリーブオイル100%。4年間続いています。
オリーブ臭は全然しない
オリーブオイル100%で揚げ物って、どういうイメージがありますか?
そもそも、オリーブオイルには香りがあります。あの匂いがかき揚げや唐揚げからするのはいかがなものか。
ポテトチップスなどでは最近オリーブオイル100%使用の商品が増えてきていますが、どんな仕上がりになるのか想像もつきませんでした。
恐る恐るやってみると、あれ?全くオリーブオイルの香りがしない。
どうやら、オリーブオイルは長時間熱すると香りが飛ぶようです。食べ物の香りを邪魔しない香りになるので問題なし
揚げる際の注意点は特になし
他の記事を読むと「最初は素揚げで徐々に」と書かれていますが、100回以上揚げ物をしてきた経験からすれば「全く気にする必要はない」です。
かき揚げや唐揚げのタネが下に沈んでいると焦げ臭くなってしまうので、揚げた後は油切りですくってあげましょう。
我が家では最後にじゃがいもを揚げています。
じゃがいもが油を元気にさせてくれると言われています。確かにちょっぴり元気を取り戻す感じがします。
5回~10回は使い回しできる
自宅での揚げ物調理が面倒とされている理由は、一度に大量の油を消費するからではないでしょうか。
「2回使ったら捨てましょう」と言われると、コスパも悪くなってしまいます。
我が家では高頻度に揚げ物が登場するからということもありますが、5回から10回は同じ油を使い回しても特に問題はないかなと思います。
油を取り替える基準は「感覚」です。
匂いが変わる・粘り気がある・揚げ物の周りの泡立ちの勢いが弱いなど、変化はわかりやすいのでそのタイミングで捨てましょう。
我が家では定期的に油濾し機を使用しています。
茶色く濁った油が綺麗になるのでこちらもおすすめです。
どんなオリーブオイルを選べばいいの?
揚げ物に向いているオリーブオイルは、「安くて匂いが薄いもの」です。
サラダにかけるようなエキストラバージンオイルなどは、かえってオリーブ臭が揚げ物の邪魔をしてしまうので避けたほうが無難です。
スーパーに売っているような900ml600円ぐらいのオリーブオイルを買ってやってみることをおすすめします。
我が家では時々コストコのオイルを買っています
揚げ物三種の神器
揚げ物を自宅でしたい。
でも、 どんな道具を用意すればいいかわからないという方もいるかと思います。
ここでは我が家の揚げ物ライフをさせてくれている商品を紹介します。
美味しい揚げ物の鉄則はこの3つ。
おすすめ揚げなべ
我が家で使っている揚げなべは南部鉄器製。
50年は持つような重厚感と、ちょっとやそっとでは油の温度が下がらない保温性が特徴です。
カス揚げは丈夫で洗いやすいものを
揚がった揚げ物を取り出す道具には、唐揚げなどの大きな揚げ物にはトングを。
かき揚げなどには天かす取りに使う「カス揚げ」を使っています。
カス揚げは下に沈んだタネをとるのにも使えて、洗うのも簡単なのでおすすめです。
選ぶときのポイントは洗いやすさ&丈夫さです。
揚げ箸は金属製が◎
揚げ箸は常に熱がかかるため、金属製をおすすめします。
持ち手が木製だと手元は熱くなりません。
長く使用するものなので、できるだけしっかりとした作りのものがいいかと思います。
油はねゼロの救世主 オイルスクリーン
油跳ねや、部屋内の油臭さを取り除くヒット商品オイルスクリーン。
親にプレゼントしてもらい、愛用しています。
オイルスクリーンのいいところは何と言っても油はね防止。
イカ・鶏皮・ししとう・冷凍ポテトなど、油はねが恐ろしい揚げ物もこれさえあればへっちゃらです。
上に被せておけばいい具合に揚がるので、揚げ物の手間も軽減されます。
ちょっと洗いにくいのが難点ですが、揚げ物をする家庭には必需品です。
実は一番大事かも|ザルにはこだわろう
最後に紹介するのは揚げザル。
揚げ物の油をどうとるかは様々ですが、洗いやすさや楽さを考えると金属ザルが一番おすすめです。
小さすぎると揚げ物がタワーのようになってしまって使いづらいので、大きめを買いましょう。
おわりに
今回はオリーブオイル100%の揚げ物ライフについて紹介しました。
なたね油使用の揚げ物とオリーブオイル使用の揚げ物は、一口食べたらすぐわかるほど違います。
自宅で揚げ物をしている方、これから揚げ物に挑戦する方は、ぜひオリーブオイルを使った揚げ物にチャレンジしてみてくださいね。