もっとあひる
こんにちは、草作です。
僕と妻のフウロは2014年から2018年までうーちゃんという名前のあひるを飼っていました。
※今は北京ダックの「まきび」とアイガモの「コナ」を飼っています。
僕たちが飼い始めた当時から現在に到るまで、あひるは認知が低く、適切な飼い方が確立されていないペットです。
いろんなあひる飼いさんの話を聞いてみると、それぞれのあひるで好きなもの嫌いなものが違ったりするので、いろんな知識が必要です。
僕たちも書籍を読んだりネットで調べたりしながら、少しずつあひるの生態を学んできました。
これからあひるを飼いたいと思う方、現在あひるを飼っている方に僕たちの知識が役立てば幸いです。
こんな方におすすめの記事です
・ストレスで自分の毛を抜いてしまう
・2,3歩歩いてくたっと座ってしまう
・常に震えている
・緑色の水みたいなウンチをする
歩けないほどに衰弱!換羽期にうーちゃんに起きたこと
アヒルは常に羽が生え変わる動物です。
いつもくしゅくしゅお掃除して毛が生え変わり、季節の変わり目ごとにフォルムが変わります。
そして、2年に一回、大換羽期が訪れます。
この時は丸裸になるほど大きな羽が抜け落ち、脱皮をするように羽が生え変わっていきます。
いつもの大きな羽ばたきも出来なくなり、アヒル自身にも大きなストレスがかかる時期です。
そんな大換羽期のこと。
遠出をして夜家に帰ってくると、うーちゃんのいつもの元気な声が聞こえません。
おかしいなと思い小屋の方に行ってみると、うーちゃんはぷかぷかと水に浮かんでいました。
元気そうに見えます。でも一切鳴きません。
僕とフウロの存在に気がつくと、弱々しく鳴きました。
でも全く動かず。うーちゃんはなんと自ら出られなくなっていたのです。
換羽期は自力で水から出られなくなる
アヒルが水浴びをするときは盛大に動き回るため、どんなに水をパンパンに張っていても水とトレイの間には少しの段差が出来ます。
そのため、アヒルは水浴びをしたあとに大きな羽ばたきをしながら出ます。
ところが、換羽期は羽がスカスカのため羽ばたいても浮力を確保出来ず、自ら這い出ることが出来ません。
焦って外に出ようとすればするほど体力が失われ、弱っていく。
うーちゃんはまさにそんな状況になっていました。
衰弱したアヒルの応急処置
うーちゃんを自ら取り出すと、まるで雑巾のように水を吸って小さくなっていました。
体力を使い果たしたのか、体は小刻みに揺れて声も小さく、二、三歩歩くとコテンと座ってしまいました。
何が正解かはわかりませんが、とにかくこのままではまずいと応急処置をすることに。
救世主はエビ+エビオス錠だった
本当に衰弱してしまうと、そもそも食欲が出ません。
一歩も歩くことができず、ストレスで大きな羽を何本も抜いてしまい、血だらけになっていました。
このまま食べてもらわないと死んでしまう…
そんな状況になってしまったので、とにかくうーちゃんの好物のエビを買ってきて食べさせることに。
ようやく口を開いて少しずつ食べてくれるようになりました。
フウロがふと思い立ち、エビオス錠をすりつぶしてあげることに。
エビオス錠はビール酵母で作られた栄養剤です。詳しくはこちら
多くの栄養が含まれているため免疫が上がるかもと思ってあげてみると、これが効果てきめん。
みるみるうちに血色がよくなり、次の日には無事歩けるようになりました。
エビオスには40種類栄養をはじめ、タンパク質などが多く含まれています。
どの成分が貢献してくれているのかはわかりませんが、衰弱している体を治してくれる効果はあるのではないかと思います。
その後もうーちゃんの消化器官が弱った時などは、時々エビオス錠をすりつぶしてご飯に混ぜるということをしていました。
鳥にとって衰弱が一番怖い状態です。
自己治癒能力が上がらないと死んでしまうので、本当に困ったという時にはぜひこのエビオスを選択肢に入れてもらえればと思います。
エビオス錠の購入方法
エビオスは全国のドラッグストアで購入することができます。
いろんな大きさがありますが、アヒルに一回にあげる分は3/1粒程度なので、一番小さいサイズで構いません。
通販では便利な粉末タイプもありますので、常備薬として置いておくのもいいかもしれません。
おわりに
今日はアヒルが体調を崩した際の応急処置として、エビオス錠のご紹介をしました。
あの時エビオスをあげてなかったらと思うと、エビオスに感謝してもしきれません。
大切なペットの常備薬として、ご参考になれば幸いです。


