《ものづくり夫婦学》noteはじめました

夫婦で本をつくる⑧ 出版に寄せられるひとこと

昨日の夜、フウロが言った。

「本を出版すると『おめでとうございます』なんだね」

たしかに。

3月31日に出版した僕たちの本、「US わたしたちで生きるということ」は、この二日間で20冊ほどの注文があった。

お問い合わせフォームから送付先の住所を入力してもらう際に、配送時間の指定などがあるかもと、補足のボックスをつけておいた。

すると、その補足に注文してくれた人が一言添えてくれる人がいた。

「出版おめでとうございます」

たいていその言葉から文章ははじまる。

映像作品を発表したとき、フウロが版画作品を発表したとき、「おめでとうございます」と言われたことは今まで無かった。

でも本の場合は、「おめでとうございます」なのだ。

本を生み出すことの難易度に起因するのかわからないけれど、「出版おめでとうございます」はやけにしっくりくる。

なんだか面白いしうれしいね。とフウロと笑った。

 

・・・

 

駆け抜けてきた3ヶ月間の先に、僕たちの手元には一冊の本が残った。

本になるか心配しながらもなんとか形になって、少しだけ息抜きをしたら、今度はその本をみんなに届けるための作業だ。

みんなにとって「いい本」であって欲しいと祈りながら、また一つ一つの工程を積んでいく。

ワクワクしながら、ドキドキしながら、一刻でもはやく。

平成のうちにみんなの元へ。

家で生み出した言葉たちが僕たちの手元を離れ、みんなの手に渡った時はじめて、USは本になるのだと思う。

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