毎日連載中|夫婦世界一周エッセイ

バルセロナ観光を安くおいしく カルロスさんの家でAirbnbしよう

こんにちは。草作です。

世界旅行も2ヶ月を過ぎ、旅に身を置く生活も板についてきました。

今回はスペイン:バルセロナでAirBnBを使って滞在した、カルロスさんの家について紹介します。

費用を浮かす為に宿泊を決めた家でしたが、立地、アクセス、清潔さ、予想外のサービスも含めて、世界旅行の中で一番の宿と確信するほど素晴らしい家でした。

これからバルセロナ滞在を予定している方は、ぜひ一度検討してみてください。

そもそもなぜAirbnbを選ぶべきなのか

アジアから旅を始めると、ヨーロッパの中では比較的安いと言われるスペインでも、物価の上昇具合に驚かされます。

宿の費用はもちろんのこと、何より財布を圧迫するのは「外食費」です。

スリランカでは二人合わせて200円を超えたら、フウロと「うわ〜高いね…」とか言い合っていたわけですが、こちらでは一食一人当たり10ユーロ(1,300円)なら安いほう。お腹いっぱい食べようとしたら20ユーロはいきます。

世界一周をする身では、出費の増えがちなヨーロッパでの滞在費をなるべく減らしたい。

でも同時に、スペインは食の宝庫です。

生ハム、白カビサラミ、カヴァをはじめ、海鮮も最高です。イワシ、イカ、タコ…

食べなきゃ損するような素敵な食材に囲まれています。

イカはけしからん旨さです

5年前に一人ヨーロッパを旅した時に出会ったイカの炒め物の旨さが忘れられず、なんとかしてフウロに食べさせてあげたい。

でも、あのご飯を思い返すと、確か15ユーロくらいしていました。二人合わせて30ユーロ…。

色々悩んだ結果、ヨーロッパではAirbnbに挑戦することにしました。

スペインは外食費は高いですが、スーパーの食材の価格はびっくりするぐらい安め。

キッチンがあるところに行けば、現地の食材を使って思う存分料理ができます。

確かにスペインの外食は美味しい。でも、地元のスーパーで買える食材は外食のそれと変わらぬクオリティです。

最悪料理ができなくても、こちらはパンとサラミとチーズがメインなので、切るだけで十分豊かなご飯が食べられますよ。

Airbnbとは
Airbnb(エアビーアンドビー)は、個人で経営している宿泊施設・民宿に泊まれるサービスです

バルセロナでAirbnbするならカルロス宿一択です。

さて、本題に入ります。

Airbnbを使用することを決めた我々は、最初の滞在地マドリードで「スザーナさん」という女性の家を借りました。

ただ、そのスザーナさんの家での滞在は、僕自身風邪を引いてしまったり、マドリードの街がそんなに好きになれなかったり、スザーナさんが写真の雰囲気に似合わずグイグイ系だったということも相まって、そんなにいい印象は持てませんでした。

Airbnbは、他人の家にお邪魔するサービスです。

日本に居ても、友達の家に好き嫌いがあるように、宿の相性は当然存在します。

それが例えば普通の宿なら客としての立場なので、苦情を言ったりすることができますが、Airbnbにはいろんな「遠慮」が生まれやすいです。

友達の家に「ここあんまり好きじゃないな〜」とは言えないような、肩身の狭さを感じながらの滞在でした。

だからこそ、バルセロナでの2回目の宿は否応にもハードルが上がってしまい、「もしまたスザーナ家のようだったら疲れちゃうな…」と不安に思いながらカルロスさんの家を訪ねたのでした。

ところが、もうカルロスさんの家は入った途端にもう素晴らし過ぎて、Airbnbっていうサービスはなんていいサービスなんだろう。と僕の態度も一変しました。

カルロスさんはAirbnb界では「スーパーホスト」と呼ばれる評価の高いホストの一人なので、いつも人気の宿です。

しかし、レビューを見る限り日本人で滞在したのは僕たちが初めてのようなので、一人でも多くの日本人にこの宿でバルセロナのいい思い出を築いて欲しいと思い、筆をとりました。

それでは、カルロスさんの宿の何がすごいのか、章ごとに説明していきます。

カルロス家の魅力① とにかく清潔

宿に求める最低限の要望は、清潔であること

特にAirbnbは他人の家に泊めてもらう訳なので、もし風呂場や台所が汚れていると、独特な精神的ダメージを受けます。

カルロスさんの家はとにかく清潔。それも、圧倒的に清潔です。

まず、床は木目調のフローリング。端の方にも埃ひとつありません。

僕たちに提供される寝室の中にも、余計なものはおいておらず、全てがしっかりと掃除されています。

試しにベッドの縁に指を当ててスライドしてみましたが、埃一つつかない!!

家においてあるものにはは全て手入れが行き届いており、カルロスさんに愛されている印象を受けます。

全てのものがカルロスさんと関係を保っている。そう、これはまさしく断捨離。

断捨離教に片足を突っ込んでいる我々でも納得の部屋です。

カルロス家の魅力② 圧倒的なホスピタリティ

カルロスさんの家の二つ目の魅力。

それは、圧倒的なホスピタリティです。

Airbnbは家を貸すがコンセプトなので、家にある備品を使わせてくれる場合が多いです。

キッチンのみ、というところから、冷蔵庫においてあるものなからどれでもOKというところまで、提供範囲はまちまち。

カルロスさんの家のすごいところは、家のほとんど全ての部分がゲストに提供されています。

家の間取りは、3LDK。そのうちの2LDKがほぼゲストのもの

肝心なカルロスさんは玄関入ってすぐのところにある一室にいて、本当に用事がある時しか顔を出しません。

寝室とカルロスさんの部屋の間に別の寝室(空室)とキッチンを隔てているので、完璧なプライベート空間が提供されています。

また、キッチンには各種調味料からフルコースが作れるレベルの調理器具までなんでも揃っています。

オーブントースターまで完備。

家の近くには様々なスーパーがあり(後述)、自炊も腕が鳴ります。

カルロス家の魅力③ 観光地へのアクセス◎

バルセロナは観光名所がそこら中にあるため、なるべく中心街に近いところにいたい。という方もいると思います。

カルロスさんの家はバルセロナの中心街から約4km離れた場所にあります。

バルセロナは、地下鉄・路線バス・路面電車が網目のように張り巡らされているので、観光地へのアクセスも快適。

カルロスさんの家からサグラダファミリアまでは地下鉄で一本。

エンカンツの蚤の市には路面電車で一本。というように、簡単にアクセスすることができます。

カルロス家の魅力④ 家があるSt.adria地区が素敵

4つ目の魅力。

それは、カルロスさんの家があるSt.adria地区自体がそもそも魅力的なことです。

St.adriaはバルセロナ中心街からやや北東にある海沿いの街。

St.adriaの駅から歩いて数分の所には、静かなビーチがあります。

僕たちの滞在した10月にはすでに遊泳シーズンは終えていましたが、地中海の海を一望できます。

海にそびえる灯台は独特な空気感があって素敵

また、海ぞいの壁には一面にストリートアートが描かれています。

勝手にスペインのウユニ塩湖だと喜びました

そのクオリティの高さも必見です。

St.adria地区は家族づれが多く、日中も夜間もそこそこの人手があります。

道もフラットで歩きやすく、海からも近くて心地良い風が常に吹いています。

治安も全く問題ないようで、怖い思いは一切しませんでした。

そして、St.adriaの何よりの魅力は、総合スーパーAlcampoです。

海のすぐ近くに位置するこのスーパーは、さながら、バルセロナにあるイオン。

スーパーの中にはスペインにある食材が全て揃っているのではないかと思えるほどのラインナップです。

あまりに色々なものがあり過ぎて、僕たちはバルセロナの市場にすっかり興味がなくなってしまい、食材は全てここで調達していました。

パン・野菜・海鮮・ナッツなどは全て量り売りで購入できるため、必要な分だけ買うことができます。

サラミ・チーズなども量り売り。

普通のパックよりも安い値段で購入できる上、無料で簡単に試食させてくれます。

僕はここで人生で一番美味しいと感じた「MAGNO」という名のチョリソーのサラミに出会いました。

MAGNOの魅力

このサラミを口に含むと思わず、目がつぶり、体を折り曲げたくなります。

まさしく「唸る美味しさ」と言うしか形容のしようがない味。火薬香のする入り口の香りを通り越すと、在りし日のキャンプの熾から立ち上る郷愁が一斉に襲いかかります。

「これから辛くなるぞ!」と言わんばかりの、カプサイシンが発するような辛味の序章の風味を醸しながらも、一切辛くならないまま深い余韻を残して去っていきます。

100gで約200円。

そんな値段で食べていいレベルの味ではありません。ひょっとすると人生で食べた「肉」と呼べるものの中で一番美味しいかもしれない。

これも店員のお姉さんにおすすめしてもらい、「私が好きなのはこれ」と言ってもらえなかったら出会えなかった味です。

ちなみに、真空パックも売っていますが、こちらは100gで2ユーロを超えます。

その場でお姉さんにスライスしてもらった方が安いというのも面白いところ。

【alcampoのアクセスはこちら】

【MAGNOを食べたい場合は海外サイトから】

めちゃめちゃ高いです…現地で食べましょう。

カルロス家の一番の魅力⑤ カルロスさんの好意

最後に、カルロス家の一番の魅力をご紹介します。

一番の魅力…それは、カルロスさんの余りある好意です。

僕たちは、カルロス家に到着したその日から彼の好意に度肝を抜かれました。

とにかく、絶妙な距離感を保ちながら、彼からたくさんの好意を受け取ります。

次章で細かくその好意の紹介をしていきます。

カルロス宿で振舞っていただいたおもてなしの数々

手始めに果物の盛り合わせと、果物ジュースの数々。

水は毎日新しいボトルが追加されていきます。

しかも、細かいところですが、用意されているジュースやココアというのが、スーパーとかに売っている「底値タイプ」のジュースではありません。

失礼な言い方ですが、日本でいうと、Qooやバヤリースではなく、全てミニッツメイドで揃えました!というような単価感のラインナップ。当然めちゃめちゃ美味しいです。

バリスタも完備しています。

飲めるコーヒーの種類も豊富。ワインやブランデーでベロベロになった状態に、ミルクを半分くらい入れた甘めのコーヒーを腹に流し込むと、なんとなく体がリセットした気になるから不思議です。

締めのコーヒーはすぺいん亭で教わりましたが、やはりスペインといったらコーヒーで締めるのが最適です。

そして、不定期に訪れる甘味のおもてなし。

色とりどりの果物が入ったフルーツポンチ。

ビターなチョコが1センチくらいコーティングされているケーキ。

生ハムは二種類。パンにはトマトペーストとオリーブオイルが塗ってありました。

スペインは菓子パンも豊富。クリームたっぷりです。

果物が乗ったケーキもホールで出てきます。

一面にまぶされているのはローストしたアーモンドです。

あまりに甘いものが出てくるので、ヘンゼルとグレーテルのように肥えたタイミングで食べられてしまうのではないか、と思うほど、次から次へとおもてなしが出てきました。

世界旅行の中では、甘いものは大変贅沢なもの。

今まで厳しく自分たちを律してきたご褒美と言わんばかりのご馳走に、僕たちは毎日歓喜し、夢中に好意をいただきました。

最終日。

カルロスさんにずっと疑問に思っていたことを尋ねることにしました。

それは、なぜカルロスさんはこんなにも素敵なケーキを振舞ってくれるのか。

「それは肥えたお前たちを食べるためだ!」と言われて襲われたら怖いな…と思いながら聞いた答えに対して、カルロスさんは、

「これは僕の喜びです。いつも同じようにするわけではありません。」

と答えました。

その後、僕はカルロスさんの宿に寄せられたAirbnbのレビューをもう一度見てみました。

みんないろんな形で、カルロスさんのおもてなしを受けていました。

でもそれは、みんな違う形でした。

ある人は名前入りのケーキをプレゼントされたり。

サンドウィッチが毎日出てきた人がいたり。

好意に言及していないレビューもあったり…

改めてカルロスさんから受けたおもてなしのことを思い浮かべてみました。

生ハムやチーズが乗ったパンに舌鼓を売ったり。

そのパンにはオリーブオイルが塗られていて、生トマトで作ったペーストが塗られていて、「仕事が細かいね〜」と感心したり。

彼からプレゼントされた巨大なホールケーキのことを思いだして。

カルロスさんが選んだおもてなしに、なんだかとっても嬉しい気持ちになりました。

きっと、この記事を見てカルロスさんの家に泊まった人がいても、僕たちと同じ体験をする人はいないでしょう。

彼なりのタイミングと、泊まった人のことをみて出した結果が、そのおもてなしに現れます。

でも、それが宿泊者の予想をきっと上回ります。

僕たちのスペインでの一番の思い出が、どんなに綺麗な建物よりも、カルロスさん一色になったように。

旅に求めていることってなんだろう。

世界一周をして、毎日が旅の延長線上にある異常な生活を続けていると、そんなことに思いを馳せます。

各国で見て回る世界遺産や建物には、だんだんと飽きを感じてしまったりするものです。

でも、その国での素敵な出会いは、いつも色褪せず燦々と輝き続けます。

現地の人との素敵な出会いこそが、旅で得られる一番の価値なのではないかと思います。

その出会いが、体験だけでなく味覚も満たしてくれたら、それはもう…

カルロスさんの宿の価格・予約方法

カルロスさんの宿は、Airbnbで予約することができます。

宿の名称はSant Adrià de Besòsです。

もし彼の宿が空室の場合は、Airbnb上でこの名称を探すと検索結果に出てきます。

宿の価格は宿泊費・清掃費・Airbnbのサービス費含めて、一泊約4,000円です。

二人で宿泊したら一人あたり2,000円です。

これはバルセロナの中心街でドミトリーを借りる時の底値です。

この価格であの体験を得られると思ったらこれ以上ない体験です。

もし初めてAirbnbを使用する場合は、このリンクから入って登録すると、3,700円安く予約できるようになるようです。

僕はこの制度を知らず先走って登録して損をしたので、もしカルロスさんの家に泊まりたい!という方は、ぜひこちらから入って割り引いて宿泊してみてください。

まとめ

今回はバルセロナの最高の宿、カルロスさんの家を紹介しました。

バルセロナは僕が旅してきた都市の中で、一番好きな場所です。

どの国も美味しいものや美しいものがありますが、バルセロナはなんというか、家でゴロゴロしてても素敵な所です。

街並みにも、広い空にも、不思議な親近感を持つ場所。

なにより、お腹がバルセロナを求めます。

スペインに行く予定がある方、バルセロナに行きたいと思っている方は、ぜひカルロスさんの家をチェックしてみてくださいね。

スペイン:バルセロナにて。

2 COMMENTS

アバター 五十嵐恵

突然失礼ですが、来年に夫婦でバルセロナへ旅を訪ねたいですけど、このカルロスさんの家にお邪魔したいと思いますが、Airbnbには載ってますか?捜しても無いようですから、出来れば教えていただきたいですが、どうぞよろしくお願いいたします。

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アバター 草作

ご連絡ありがとうございます。
カルロスさんの宿の情報はこちらになります。
https://www.airbnb.jp/rooms/5618433?source_impression_id=p3_1560420350_bxNi6SaQKOjAnIH7
今調べて見たところ、予約を受け付けていませんでした。
どういう理由なのか分からないのですが、旅までまだ時間があるようですので、定期的にチェックしてみていただけると幸いです。
もしくは、宿泊のリクエストをしてみてもいいかもしれません。
カルロスさんの宿はとってもいいので、ぜひ泊まれることをお祈りしています!

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