毎日連載中|夫婦世界一周エッセイ

会社をやめました。

退職して10日ちょっと経ちました。

7月中旬に、新卒で入った凸版印刷を退職しました。

入社から一貫してC向けのアプリメディアに携わりました。入った時には「なにそれ?」と思っていたサービスも、この四年でいくぶんか大きくなり、会社界隈の人に話せば「あのサービスか」と言われるくらいの規模のサービスになりました。

僕は在籍期間の半分以上を宣伝部で過ごしました。サービスを認知させるためのキャンペーン考えたり、TVCMを作ったり。はじめて携わったキャンペーンの時。イトーヨーカドーでキャンペーンのステッカーが貼られたのは嬉しかった。

就活の時に考えていた「クライアントの立場で広告を運営したい」という夢を叶えることができて光栄でした。

四年目には新規事業の立ち上げに携わりました。自分が「欲しい」と思える夫婦向けのアプリを作りましたが、こちらは達成感よりもうまくいかない悔しさが残りました。どこを直せばいいのかわかっているのに、直せないもどかしさ。

アプリの難しさを感じたし、初期開発でそこまで考えが及ばなかった自分への悔しさ。まだまだできたのになあと。

新卒で入社した社員に対して、企業は給与や保険、手当などを含めて年間で平均670万円のコストをかけているそうです。(TODOWORKSさんより)

僕の在籍期間は4年とちょっとなので、ざっと2700万円前後のコストが発生していたわけです。重たい金額です。

もしやめる時には、自分の給料以上の仕事をしてからやめよう」と常々思っていました。この金額を超えるだけの貢献ができていたのかは、僕にはわからないけれど、こんな自分を育ててくれた会社のことを忘れず、感謝し続けていたいと思いました。

2年目からオフィスが田町に移り、自分もさらに田舎に引っ越したせいで、毎日片道二時間かけて通勤していました。山手線沿いの田町の空気と、埼玉の田舎の空気は全然違います。東上線のドアが空いて、ホームに降りた時にブワッと感じる自分の住むところの匂いを嗅ぐのが好きでした。

あれは都心に毎日行っていたからこそ感じる良さだったのかもしれないなあと。

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